工場清掃|広島県府中市・世羅郡でお墓を建てるなら有限会社石の店沖へ

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工場清掃

2014/11/28

ひとりごと

今日も先輩職人は病欠のため、現場での仕事はなくなりました。

本来であれば工場での加工の業務もあるのですが、まだ何もできない自分は今日は

工場内の清掃をしました。。


創業明治10年というのはだてではなく、いろーんなものが捨てられずに溜まっています。今では使わないような物がほとんどなんですが。


先々代は大正15年生まれ、太平洋戦争経験者でした。物が無い時代を生きてきたからこそ、物をとにかく大事にする。物を捨てない。

小さなころから見てきました。壊れれば何でも自分で修理して直してしまう光景を。スコップなどの道具や衣類、電気関係、お爺ちゃんはなんでも出来る人だと思っていました。

その結果、いつか使える、リサイクルで売れる、と思ってとっていた鉄等の金属類や木材等が溜まっています。


あの頃の光景を思い出すと、捨てられません。

自分ができるのは、きちんと分類して、分かりやすく、使いやすくすること。

ごく一部分ですが何とか片づけることが出来ました。


朝ごはんを食べる前から工場に趣き、ひと仕事してから(恐らく掃除や草刈りなどだったのだろうと思います)朝食をとっていたことも思い出しました。

おじいちゃんが亡くなってから、工場の石材置き場に雑草が生え始めました。

壊れたスコップがそのままになっています。

おじいちゃんは朝の誰も仕事をしていない時間を、そうした事に使っていたんだと思います。


自分はそれを出来るように、おじいちゃんがやっていたことを出来るように、

人一倍努力して、行動していかなければいけない、そう思った一日でした。


おじいちゃんはすごい人でした。感謝しています。

本当は一緒に仕事したかったです。

自分の都合でそれがかなえられず、ごめんなさい。


遺してくれたものをしっかり受け継げられる様、精進してまいります。