今日は三原市八幡町に法名碑の追加文字彫刻をしたものを据え付けに伺いました。
高台にお客様のお宅と墓地がある為この様に素晴らしい見晴らしです。画像中心部は御調町、府中市です。山と山の間を縫って平地が続いています。
今回のお客様は21年前に墓石施工のご縁を頂いたお客様で、それ以外にもお知り合いやお身内の方のお墓をご紹介していただいたりと、様々な事で本当にお世話になった方でした。
お亡くなりになられたご主人様も90歳を越えてもなお車でお出かけになられるようなお元気な方で、去年2月の当社の展示会中には脚を運んでくださって沢山の興味深いお話をして頂きました。特に戦時中の体験談のお話については忘れる事が出来ません。
そんなご主人様が亡くなられたと知ったときは本当に残念で、驚きもしましたが・・・今回もこの様にお声がけを頂きましたこと、本当に感謝申し上げます。
しっかりと施工をさせて頂きます。
今回は法名碑の追加文字彫刻以外に、
・彫刻文字の墨入れを白から黒に変更
・地上納骨型のお墓なのですが、納骨室の扉部分に取っ手を付けて使用しやすくする。
・笠付一体型の線香蝋燭立ての据え付け
という事もさせていただきます。
まずは高圧洗浄機で彫刻部分の洗浄により汚れや余分な墨を落としていき、お墓自体も洗浄クリーニングしていきます。
今回は新たに購入した高圧洗浄機のデビューです。今まではケルヒャーもしくはレンタルをしていたのですが、今後のクリーニング業への投資として購入に至りました。うん十万円するだけあって、エンジン式でかなりのハイパワーなのですが消音性が抜群で近隣にご迷惑がかかりません。
これで効率化もアップしていくはずです!
上の画像左がビフォアです。白色だとどうしても苔などでの汚れが目立ってしまいます。右の様に黒色にする事で文字も見えやすく、またお墓自体の印象も大きく変わりました。白だと優しい、安心感を与えてくれる、黒だと存在感、威厳を感じる様な印象といったところでしょうか・・・。
色の入れ直しとクリーニングの後は法名碑の据え付けと線香蝋燭立ての据え付け、蓮彫刻入りの物置台と墓前の踏板石は社長からの長年の感謝も込めてお供えとして据え付けさせて頂きました。
1尺の地上納骨型、蓮華付という事で高さもかなり出る為、法名碑もそれに合わせて高さが出るように設定されています。
ありがとうございました。