本日も引き続き世羅町の墓苑に伺っております。
昨日までで外柵の玉垣以外を据え付けました。
本日は墓石の施工に入ります。
昨日施工した巻石、門柱、階段石のすべての繋ぎ目にステンレス製の金具で連結し、更に基礎コンクリートに鉄筋を差し込み、巻石と連結させることでより強くしていきます。更にそれらをコンクリートで埋めます。
墓地内面の土圧により巻石が押し出されたりする事がありますので、上記の様に予防していきます。
墓地内面に真砂土を搬入して締固めます。この後この地面の上に防草用真砂土の施工と、その上の表面に五色石を敷き詰めていく事になります。
続いては墓石の施工となります。
今回は芝台を2重にした地上納骨タイプです。通常ですと地下カロートを据え付けて、排水パイプを施工していく事が多いのですが、排水パイプを通すことが出来ない墓地もあるため、そういった場合は地上納骨タイプをお勧めしています。地盤にもよりますが、排水パイプを通していない地下カロートだと水が溜まってしまい、最悪の場合は骨壺が倒れたり骨壺の中に水が入ってしまう事もあります。
基礎をした後順番に部材を積み上げていきます。各部材の繋ぎ目は耐震ボンドをたっぷり塗布して強いお墓にしていきます。
法名碑の台石、置き灯篭も据え付けて、外柵の目地部分をコーキングして終了です。
次回は玉垣石の据え付けと防草施工、五色石の敷き詰めを行っていきます。