本日は御調町本(ほん)地区の墓苑に新しい墓石施工工事に伺いました。
既に永代墓は作られていらっしゃるのですが、この度はそれ以外の個人墓、夫婦墓、合同墓の計9基のお墓をおまとめし、宝篋印塔の新規据え付けとなります。
個人墓といえど、そのうちの半分以上が1尺1寸から1尺3寸のサイズとかなり大きなものなのでかなり大がかりなものとなりそうです。
本日はそれら9基のお墓を解体して、棹石は洗浄後に新規墓石の後ろに据付し、それ以外の部材は処分となります。
こちらの大きなお墓2基は1尺1寸の上下蓮華、猫足付、棹石は華頭彫(額縁の様に縁を作った加工)をしてあるかなり贅沢な加工をしてあります。製作は明治、大正時代と100年前後昔と思われます(没年がその年代と彫刻されていたので)
今の時代なら永代墓でもかなりのサイズで豪華な加工なのに個人墓とは・・・
棹石以外は処分となることが非常に惜しい気持ちはありますが・・・
こちらは陣笠付墓石の棹石部分。1尺3寸の幅がありました。
これだけ大きなお墓となると、運搬什器にも部材をあまり乗せる事が出来ない為、2台の運搬什器で5往復以上することになりました。
そうしてトラックに積み下ろしし続けて2t、4tトラックも一杯になりぎりぎり全て積むことが出来ました。
全てのお墓を回収して、ブロックで境界を作り、本日は終了となりました。
他の現場にもかかる必要がある為、次回は少し時間が空きますが今後は宝篋印塔の据え付けの準備と防草真砂土の施工の流れになります。