今日は世羅町伊尾の地域墓地で既存の墓地の防草施工をスタートさせて頂きました。
周りは落葉樹の多い山となっており、画像の様に落ち葉が満載となっています。
更に、通常だとこの11月という時期は草も枯れているのですが、気温が高い日が続いているせいか草が生えています。。。
流れとしては、
①表面の枯葉を取り除きます。画像には見えづらいですが松の葉も落ちていて、とてもとり辛く慎重さと時間を要します。
②そうして表面を綺麗にした後は敷き詰めてある五色石を取り除いて墓地の外のブルーシートの上に移動させます。この五色石は防草真砂土を施工した後に再び敷き詰めます。
③その後にやっと土の表面にたどり着きますが、まだ草が根を張っていましたので、土の表面を削って処分します。
この後削り取った分の真砂土を適量新たに敷いていき、防草用真砂土を施工していきます。
こちらの墓地は昭和56年、今から38年前に自社加工、据え付けをさせて頂いたのですが、その当時は巻石は部材の繋ぎ目を現在行っているようにL字ステンレス金具で留めるという事はしていませんでした。
通常だと土圧によってずれている場合が間々あるのですが、今回の墓地に関しては真砂土が巻石の半分くらいの高さまでしか埋められていなかった為、巻石のズレはありませんでした。
しかし今回は巻石の天面まで、真砂土、防草真砂土、五色石と施工していきますので、全ての繋ぎ目をステンレス金具で留めて地面のコンクリート基礎とを鉄筋で連結して土圧によるズレを防いでいきます。
巻石の角のズレ止め加工をした後に、定量まで真砂土を搬入したところで本日は終了です。
次回は真砂土を一定の高さまで敷き均してから防草用真砂土の施工に入ります。