本日は世羅町川尻地区の地域墓地に防草施工工事と玉垣の修復工事に伺いました。
植物もいよいよ元気になる時期になってきて、こちらの墓地も画像の様に草が伸びています。
これからお盆にかけて、例年は防草施工のご依頼が増えてきます。
まずは敷地面の表面の土を7cm削り取ります。
これにより草の根をきれいに取り除きます。
この後防草真砂土を4㎝敷き均していきます。
こちらは当社施工のお墓ではないのですが、今回ご縁あってご依頼いただけることになりました。
防草真砂を綺麗に締めながら敷き均していきます。
部材と地面の際の部分は草の根が張りやすいので特に注意して敷いていきます。
この後水をジョウロでゆっくりと散水して固めていきます。
最後に表面に化粧として洗い真砂土を敷いて完了です。
続いて玉垣石の修復です。
接着面をセメントノロで仕上げていたため、経年により剥がれて、全ての部材が動く状態となっていました。
巻石の部材の接着面はボンドがより接着効果を発揮するように面を凸凹に荒らします。
部材の接着面のアップ画像です。
セメントノロが部材についていますが、綺麗に剥がれてしまっています。
セメントの場合は固まってしまうと粘りがないので、衝撃が加わるとパリッと剥がれてしまうデメリットがあります。
付いていたセメントノロを綺麗に剥がして画像のようにします。
そうして耐震ボンドを付けて据え付けていきます。