本日は尾道市御調町の円龍寺墓苑に、文字彫刻をした墓誌の据え付けとお墓のクリーニングに伺いました。
お墓全体を高圧洗浄機で洗い、基本的な汚れを落としていきます。
画像の下の部分、家紋の下の部材の繋ぎ目部分の黒ずみは水垢汚れです。こういった汚れは高圧洗浄機では落ちませんので、人力で丁寧に、スクレーパーで削ぎ落としていきます。家紋の上の部材の繋ぎ目部分は汚れを落とした後で、黒ずみはほとんど落ちています。
文字の色も入れ直して終了です。ビフォアがないため何とも言えませんが、やはり文字の色を入れ直す事と水垢汚れが落ちるだけで、見違えるようになります。
上の左の画像は、今回クリーニングさせて頂いたお墓と同年代に建立されたお墓で、参考までに水垢汚れを撮らせてもらいました。右が今回クリーニングさせて頂いた画像です。
水垢汚れを落とすのは慎重さと力が必要なので、結構な作業時間がかかってしまいますが、落としきった後の達成感はとてもあります。