前回の工事で墓地の外の土間コンクリートを打設しましたので、本日より墓地の中の工事に入らせて頂きます。土間コンクリート打設の関係上やめておいた最後の1本の巻石を据え付けた後、外柵の各部材同士と基礎コンクリートをステンレス金具で留めていきます。
更にそれを生コンで埋めて強固なものにします。
いかに重たい石材と言えども、土圧、また雨などによる水圧がかかる事で動いてしまいますので、この様にして何重にも対策を行っています。石屋さんごとに方法は違いますが、当社ではこれが良いと思ってやっております。
続いて芝台と墓誌の台、既存のお墓の台を据え付けました。古いお墓は通常棹石のみを新しい永代墓の後ろに並べる事が多いのですが、施主様のご要望で上台から上を据え付けるようにさせて頂きました。こちらも生コンクリートを打設してから巻石から10センチほどあけて据え付けております。
こちらの芝台は水垂付となっておりますので、水やそれに含まれる成分が流れ落ちやすく、水垢や苔が付きにくくなっています。芝台の場合は水垂を付ける事はあまり見かけませんが、当社では最近この様な方法をとっております。
本日行う予定だった防草施工は突然の雨によって休憩を余儀なくされたため時間の都合上次回に持ち越しとなりました・・・