本日は排水パイプの施工から始めます。
墓地の後ろ側が石垣積みとなっていましたので、排水パイプはそちらに通す事としております。
通常石垣積み等には排水パイプが設けられており、石垣裏側には、排水を促すために透水層としての砕石が詰められています。今回もその様に透水層が設けられていればそれを利用して永代墓の排水パイプを通すことにさせて頂きました。
公共事業であれば確実にしてあるのですが、まれに民間工事の場合は透水層が設けられていない場合が確認できます。その際は石垣に所定の場所にドリルで穴を明けさせていただき、そこに永代墓用の排水パイプを設けるようになります。
続いてランマーで地面を締め固めた後、永代墓の場所にはカロートを据え付け、切り込み砕石を15㎝敷き、再度転圧して強い地盤をつくり、10㎜異形棒鋼を15㎝ピッチで配筋を行い、生コンクリートを15㎝厚で、バイブレーターでしっかりと空気を抜きつつ打設していきます。
基礎については打設箇所も多いため2日間に分けて行いました。
9月に入り日中の気温も30度くらいで落ち着くようになりだいぶ作業もしやすくなりました。ですが生コンクリートには表面部分にもゆっくりとしっかりと固化してもらう為、養生シートをして終了です。
今後は巻石の据え付けから行っていきますが、恐らく9月末くらいからの取り掛かりとなりそうです。