本日より府中市の市営墓苑に工事に入らせて頂きました。
弊社のホームページをご覧いただき、お問い合わせいただいたのがきっかけです。まだまだホームページ等インターネットを通じたご依頼は年に5件もありませんが、ホームページを通じて石の店沖の考え方、大切にしている事、お客様への情報開示等を知っていただけている事は嬉しい事です。
今回は巻石、墓石、墓誌の基礎コンクリート打設までを行う予定です。
まずは所定の深さまで掘削をしていきます。掘り進めるとよく締まっている地盤でしたが、通常通り切り込み砕石を敷き詰め、転圧して強い地盤を作ります。
切り込み砕石は10から15㎝程度敷き詰め、ランマーで転圧します。
巻石の基礎部分は隣のお墓の外柵を壊してしまうといけないので、いわゆる手ダコを使って転圧します。
墓石、墓誌の型枠を設置し、10㎜異形棒鋼を配筋します。型枠から5㎝程度離した状態で配筋し、経年による鉄筋の錆を遅らせます。
掘削に予想よりも時間がかかり、生コンクリートの打設が出来るかどうか・・・という時間になりましたが、何とか打設する事が出来ました。画像は打設後の養生ですが、バイブレーターを使って生コンの中の空気を抜き、詰まった基礎を目指します。
養生はコンクリートの水分が早く蒸発しないように、ゆっくりとしっかりと固化するために行います。
次回は巻石の据え付けを行っていきます。
しかし。。。暑くなりました。熱中症に気を付けなければいけない時期です。