
本日はいよいよ工事の最終段階です。
施主様がいらっしゃるという事でお墓の据え付けはそれからにして、まずは芝台と墓誌、芝台と巻石の間のコーキング等をして、防草真砂土の施工をしました。約4㎝厚で転圧しながら敷き均し、散水をして固めていきます。

施主様がいらっしゃり、芝台の中の確認(据え付けてしまうとほとんど見えないので)をして頂いてから下台の据え付けに入らせて頂きました。目地テープを貼り、耐震ボンドを付けて据え付けていきます。


上台より上は、免震パットと耐震ボンドで施工していきます。


サービスで基本的な水垢汚れを落とさせて頂きました。といっても水垢汚れはかなり頑固なので、スクレーパーで削ぎ落としていくのですが時間が掛かります。
分かりづらいかもしれませんが上野花筒の左がビフォア、右がアフターです。
水垢汚れの付きやすいのは、こういった花立周りと、お墓の各部材の繋ぎ目です。
慎重に丁寧に行わないと石材に傷がつきますのでご用心。特に黒石の場合は万一傷がつくと非常に目立つのでやらないように!まあ黒石なので水垢汚れは目立ち難いと思いますが。




物置石等の付属品、巻石などのコーキング等細部の調整を翌日行い、工事完了です。花立も穴をあけ直してステンレス花筒を付けさせていただき、五色石を敷く事でより明るい雰囲気になりました。右下の画像がビフォアですが、やはり見栄えが全く違います。
施主様にも喜んでいただけ、本望です。
この様なリフォーム工事が今年はこの後も数件ご依頼いただいております。
他の石屋さんの仕事、昔の仕事を見る事が出来るので非常にやりがいがあります。
仕事自体は新規のお墓を据え付ける方がかなり楽ではありますが・・・
施主様が親御様の為にという想いでリフォーム工事を決断されました。施主様の思いを形にする事が私たちの使命ですので、有お喜びいただけて難いです。