本日は福山市戸手町の地域墓地に墓石クリーニングに伺いました。
墓誌彫刻とご納骨をさせて頂く機会にクリーニングもさせて頂く事になりました。
平成13年建立のお墓です。日当たりが良い墓地なので汚れは少ないですが、北側などは苔がついていたり、少し水垢がついていたりしております。
いつもと同じように高圧洗浄機で基本的な汚れ、彫刻部分の汚れを落としていきます。特に棹石部分の彫刻はブラシでは落としきる事は不可能だと思います。
高圧洗浄機で洗う事で棹石の苔汚れが綺麗に落ちました。基本的には白色の塗料は高圧洗浄機で洗うと多くが落ちていくのですが、今回はしっかりとついている為、この上から色を入れていきます。しっかりと水分を飛ばして乾かし、養生をしてから塗料を吹き付けていきます。
普段は見えない花立の下部分や供物台の下などは汚れが溜まっています。
水垢もしっかりついていましたので、スクレーパーでしっかり丁寧に削ぎ落としていきます。
高圧洗浄機で落としきれない汚れをブラシやスクレーパーで落とします。
各部材の繋ぎ目の汚れも綺麗に落としました。といっても元々苔汚れ以外はあまりついていませんでしたが。
普段から綺麗にお掃除をされていたのかと想像できます。
水洗いをした後は、必ず乾拭きをします。その後手で触ってみてザラザラ感が無ければOKという判断をします。
お墓参りをされていた方から、新しいお墓を建て替えているのかと尋ねられ、クリーニングだとお伝えすると、こんなに綺麗になるのかと驚かれていました。
施主様にも同じように感じて頂ければ幸いです。