本日は既存のお墓の解体移動に伺いました。
山の中の墓地でユニック車が通れる車幅がなく石材の積み下ろしが出来ない為、運搬重機に積んだ石材を工場に持ち帰って下ろして再度現場に向かう必要がある為、2日がかりで行います。
墓石の石種はポルトガルのSPIという白御影石の細目で質的にも良い石です。
2t車で近くまで来てカニクレーンなどを下ろして約150m程坂道を上り、道の悪い場所は画像の様に道を作りながら進んでいきます。
納骨室(カロート)はブロックを積んで作ってあります。昔は井戸輪やこういったブロックで作った納骨室が殆どでしたが、強度などの面でいえば間違いなく現在使っている鉄筋入りのコンクリート製カロートが良いです。
とはいえまだブロックで作られている石屋さんもあります。移動させて頂くお骨にはナンバリングをして同じ順番で新しい納骨室に納められるようにします。
永代墓、墓誌、灯篭と、後ろに並んでいた個人墓や夫婦墓等の解体、お骨上げをして、真砂土を搬入して敷き均して終了です。
持ち帰ったお墓は工場でクリーニングして、新墓地で据え付けを行っていきます。