本日は府中市営桜ケ丘墓苑に墓誌の据え付け、防草施工、墓石クリーニングに伺いました。40年前に当社自社加工させて頂いた、韓国のK谷城(こくそん)の墓石です。
この度墓誌の追加彫刻に加えて、上記内容で工事をさせて頂く事になりました。
流石に水垢や苔汚れがついていますので、高圧洗浄機で基本的な汚れを落としていき、スクレーパーで水垢や苔を削ぎ落としていきます。
彫刻部分は石をきちんと乾かしてから養生をしてスプレーで色を入れていき、乾いてからスクレーパーで余分な色を剥がしていき、仕上げにシンナーで表面を拭いて綺麗に色を落とします。
部材同士の繋ぎ目もスクレーパーで削ぎ落としてとてもきれいになりました。
芝台の繋ぎ目はコーキングして水の侵入を防ぎます。
続いて防草施工です。
今回は表面の化粧砂利は再利用することになりましたので一度移してから下の土を漉き取っていき、締め固めていきます。
防草真砂土を4㎝厚みで施工し、転圧後散水をして固めていきます。
敷き戻しの化粧砂利は草や葉等が混ざっていますので、とおしに通してから戻していきます。
巻石の目地は白セメントが剥がれていましたのでコーキングをしておきました。
水垢汚れ、防草施工をする事で、画像ではわかりづらいかもしれませんが見違えるようになります。墓石表面も、一見汚れていないように見えても手で触ると苔がついていて、綺麗に落として乾拭きすると艶が全く変わります。
お墓参りの際はこの事に気を付けられると良いかと思います。