本日は府中市上下町にお墓じまい工事に伺いました。
当社のホームページをご覧いただいてお声がけを頂きました。
特にお墓じまい工事についてはホームページ経由でご連絡を頂くお客様が多いです。親世代の方が地元を離れられて、次の世代の方はゆかりがない為、ホームページで地域の石屋さんを検索される傾向が強いです。
今回は山口県の徳山石で作られたお墓です。
カニクレーンを横付けして次々と解体していきます。昭和40年代に作られたお墓なので、ボンドなどは使用してなく、セメントノロ使用でしたので、解体はすぐに出来ました。納骨室は約1立方メートル分のスペースとなっていましたので、真砂土を埋め戻していきます。お墓の一番下の部材である芝台と納骨室の間には、コンクリートの台がありました。事前調査では確認が出来ていない部分でしたのでこれは想定していませんでしたが、解体してみると鉄筋コンクリート製でした。ハンマーで少しずつ解体していき、コンクリート破片なども搬出していきます。
植栽も処分とのご依頼を頂いておりましたので、根から処分していきます。
真砂土も計約1.2分を人力で埋め戻して、転圧しております。駐車場から離れている事と大きな車両が駐車できない為、工場を何往復もしての作業でした。
1.5日間かかりながらなんとか終了しました。
通路も綺麗にして終了です。
お墓をつくるだけが仕事ではなく、こうしたお墓じまいの工事も墓石屋の大事な事です。コンクリートの破片なども極力綺麗に取り除くなど、施主様の思いを形に出来るよう、丁寧に、という事を心がけていきます。