本日より尾道市御調町に墓石施工工事に入らせて頂きます。
今まで夫婦墓等をされていましたが、墓地の広さも限界がありますので、今回から永代墓をされる事となりました。
今回もご用命いただき、本当に有難い事です。
まずは納骨室を据え付ける為の掘削からです。
深さ35㎝、縦横各1.3m近く掘削します。重機が入らない場所の為、約0.6分を手掘りです。疲れます。
排水パイプも施工していきます。
今回は墓地周囲のコンクリートの擁壁に排水の穴が開いていたので、排水パイプはその高さと同じ高さに設置しています。通常は擁壁内面には透水層として砕石が敷いてあるのですが、今回はない為、少し不安ですが、もし工事期間中に納骨室内の排水に問題がありそうであれば、施工した排水パイプの外側に穴を設けていく予定です。
同様に墓誌の掘削も手掘りでした後、締固めを行い、カロートをモルタルで据付けていきます。
その後切り込み砕石を敷き均してランマーで転圧、配筋を行います。
被り圧(鉄筋とコンクリート外側の隙間の厚さ)を6㎝とる様に配筋しております。
生コンクリートを15㎝厚で打設して完了です。
今回の現場はクレーン車が横付けできる場所の為、本当に作業がしやすい環境で有難い事です。
本来であれば一日で完了させる段取りでしたが、通りすがりの方と世間話になったり施主様とお話をしたりで1日目はカロート据え付けで終わってしまいました。。。2日目の午前中にコンクリート打設完了となりました。
数日間養生をします。雨が多そうな予報なので気温もあまり上がりそうではありませんが、シートで養生をします。雨が降ればコンクリートの硬化に役立ちもしますので願ったりかなったりです。