本日は既存墓石のクリーニングに伺いました。
大小合わせて7基分のクリーニングをするので水が大量に必要なのですが水道が近くになく持参分では足りない為、今回は彫刻部分のクリーニングと色の入れ替えを行いますって行きます。まずはついでに型枠を外していきます。
バイブレーターと型枠を叩いたことで大きな粒もなく詰まったコンクリートになっています。
文字彫刻部分に付いては、特に棹石前側の文字は深く彫ってある為、ブラシなどでは汚れが落としきれませんので高圧洗浄機の仕様が必須となります。
また、今回は施主様がご自身で白色の入れ直しをされていて、塗料にかなり厚さがある部分がありましたのでそれらを手作業で取り除いて石肌を出してから乾かし、色を入れ直していきました。極力石肌を出す事と、よく乾かしてから色を入れる事が重要になります。
今回は白色を黒色に入れ替えという事で、文字の輪郭もはっきりと出て以前とは違った趣になりました。