本日は地元世羅町に墓石移動工事に伺いました。
画像左側の2基の墓石を手前側に移動をさせていきます。
今日は基礎鉄筋コンクリートの打設を行います。隣のお墓と下台の高さを合せるように計算して掘削を行います。
2基分の掘削を行い、転圧をします。
切り込み砕石を約10cm敷き均して転圧、10㎜鉄筋を配筋していきます。
7寸のお墓でも、大きなお墓でも、基礎工事は同じように行います。
今回は個人墓の移動なので、納骨部分は型枠を設けております。
手練でコンクリートを練って打設をします。
今回は立地が運搬重機が入る事が出来ない場所でしたので、途中からは一輪車と人力で現場まで運んでおります。
お墓の据え付けに関しても3脚を使用しながら行っていく事になります。
棹石への追加彫刻もする予定ですが、持ち帰らず現場彫りになります。
以前は墓地背面の法面の上にカニクレーンを付けてそこから据え付けなどしたらしいのですが、豪雨などの影響でそこまでカニクレーンがたどり着くのも難しく、たどり着いても地面の安定が悪い事からやめております。
泥や落ち葉などの侵入防止と養生としてシートをかけて数日おきます。
そうする事で全体がしっかりと固化する事を期待します。
次回はお墓の据え付けに入ります。