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世羅町神崎墓地移設工事⑤納骨室、巻石施工
2022/09/21
墓石施工
本日は世羅町神崎に納骨室と巻石施工に伺いました。
前回の工事で基礎工事を行っており、6日経過しております。
まずは納骨室から施工していきます。
鉄筋コンクリート製の納骨室です。当社ではこの鉄筋コンクリート製の納骨室を基本使用しています。
建築ブロックで施工している石屋さんもいまだに多いと思いますが、大体の場合が基礎コンクリートを打設してなかったり、ブロックに鉄筋を入れずに施工されている事がお墓じまいや墓石移設工事などを通じて確認できます。
中にはブロックが土圧に負けてずれているものもありました。どうしても納骨室を施工した後は納骨室周囲を締め固める必要が出てきますが、ブロックだと土圧に負ける恐れがあります。
お骨を守る重要な部分なので、十分土圧に耐えられる物を使用する必要があると考えます。
2段式なので据え付け高の調整や位置の調整など難しいですが、慎重に行っていき完了しました。前回捨てコンクリートを打設していたおかげです。
据え付け後は周囲をランマーで転圧して十分に締め固めていきます。この後納骨室の周囲に鉄筋コンクリート基礎を打設していくのですが、コンクリートの下の地盤が弱くては話になりません。基礎工事ではコンクリートはもちろん大切ですが、その下の地盤自体が強くないと意味がありません。
しっかりと、30㎝程度毎に転圧を行い、締固めていきます。
巻石は全てが据え付けできませんでしたので、次回に持ち越しとなりました。