本日は三原市大和町に墓石施工工事に伺いました。
今回は施主様が施工工事にも携わりたいとの事で、基礎工事、納骨室の据付については施主様ご自身でして頂いております。
据付に関しても当初はご自身でとの事でしたが、当社メインでさせて頂く事となりました。
芝台、墓誌台はモルタルで据え付け、墓誌の下駄、芝台と下台は目地テープと耐震ボンドで接着し、墓石の上台から上は免震パットと耐震ボンドを使用して据え付けていきます。
納骨室の中は施主様でご用意いただいた白色の玉砂利が、敷き均してあります。
施主様にもお手伝い頂きながらとんとん拍子で据え付けも進んでいきました。非常に暑い日でしたので休憩もしっかりとりながらの作業でした。
今回は私の所属する商工会青年部の繋がりで、お声がけいただいたお仕事でした。施主様のお父様の想いの込められたお墓となっています。
打ち合わせを重ねるうちに故人への想いを聞かせて頂く事が多くありますが、そういった想いを形にさせて頂くという意味では本当にやりがいのある仕事だと思っています。
今は故人を弔う方法としてお墓以外にも選択肢があります。お墓のシェアが減るのは寂しく仕事的には厳しい部分ではありますが、ご先祖に対して手を合わせる環境があるという事はまず何よりも大事な事だと思います。
今の自分があるのは親含めご先祖様あってのことで、まずその事に感謝をしていく。普段の生活の中ではなかなかそういった想いを持つことは無いかもしれませんが、お盆やお彼岸等、幸いなことにそういった事を行事としてする機会があります。今の環境がどうであれ、ご先祖様に自分が今ある事に感謝をする事で少しでも前向きになれるのではないかとも思います。
こういう風習が無くならなければいいなぁと、思います。
改めて今回のお仕事をさせて頂きながらこう思いました。本当にありがとうございました。